Authors | 金子 雄 伊藤 俊夫 原 隆浩 |
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Book | 情報処理学会論文誌: 「ネットワークサービスと分散処理」特集 (From 情報処理学会 論文誌) Vol.58, Number.2, Page.461-470, |
Published | 2017 . 02 |
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Fund | - |
DOI | - |
URL | https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=8&item_id=177508&item_no=1 |
Abstruct |
ビルの設備機器を遠隔から管理する遠隔ビル管理システム(BMS; Building Management System)には,ネットワークを介して機器の状態を取得するクローラと呼ばれるソフトウェアが存在する.計算機の仮想化(VM; Virtual Machine)を利用することで,遠隔BMSに必要な物理マシン数を減らせるが,仮想化によるオーバヘッドや複数VMの並列実行によりクローラの性能が低下する.遠隔BMSは99.999%という高い稼働率が要求されるため,仮想化がクローラの性能に与える影響を把握しておくことが重要である.本論文では,クローラをVM上で実行した場合の性能を評価する.この評価により,ミリ秒オーダでCPU使用率を計測する必要性や,VM間のCPU競合が性能に与える影響を明らかにする.
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@article{id_9502, title = {ビル設備機器の状態監視における仮想化技術の適用可能性の検討}, author = {金子 雄 and 伊藤 俊夫 and 原 隆浩}, journal = {情報処理学会 論文誌}, volume = {58}, number = {2}, pages = {461--470}, month = {2}, year = {2017}, }